2013-01-01から1年間の記事一覧
『ネオ・ウルトラQ』(第9話/東京プロトコル)感想これは相当怖いお話ですね。 今現在の日本の状況と、どこか似通っているようにも思えて。 とにかく、今が良ければいい、後のことなど知ったこっちゃない、 重要な問題を後回しにしておいて、きれいな花が咲…
『ネオ・ウルトラQ』(第8話/思い出は惑星(ほし)を越えて )感想そういえば、「ロマン」という言葉をしばらく忘れていたなぁ、 と、このドラマを観てふと思いました。 「思い出は惑星(ほし)を越えて 」というタイトルからして、 何だか少し甘酸っぱい、…
『ネオ・ウルトラQ』(第7話/鉄の貝)感想観終わって、手塚治虫さんを思い出したのは何故でしょう。 単純明快な悪役の描き方、人間の身勝手な判断に翻弄される怪物、 酔っ払いの父親と心優しい娘、正しい者 対 間違った者、 そして かすかな希望・・ それら…
『ネオ・ウルトラQ』(第6話/もっとも臭い島)感想途中までは、ありきたりな話だと思ったけれど、 最後は「なるほど、そう来たか〜」と。 「洗濯の日」(第2話)もそうだったけれど、 田口監督の作品は、最後の最後で、ドーンと落として来る。 その、一種の…
『ネオ・ウルトラQ』(第5話/言葉のない街)感想鰐渕晴子さんの出演は嬉しかったな。 彼女は、浅丘ルリ子さんあたりにも通じるような、 実際のリアリティとは違う、その作品の中でしか通じないリアリティ を生み出せる女優さん、という気がします。 こうい…
『ネオ・ウルトラQ』(第4話/パンドラの穴)感想 「あなたが暗闇を覗く時、等しく暗闇もあなたを覗いているかもしれません。 あなたが怪物と闘う時、あなた自身が怪物になっているかもしれません・・」いやいや いいですね、これぞウルトラQ!という感じ。 …
『ガリレオ』(第4話・曲球る)感想 いやいやまったく、 「湯川准教授、いつもかっこいいけど、今回は特にかっこいい!」 と思ったのは、私だけではあるまいw。 湯川(福山雅治)先生、あいかわらず明快で軽快、 ヘタレな柳沢(田辺誠一)をとことん追い詰…
news/『ガリレオ』(第4話・曲球る)ゲスト出演 田辺誠一さん出演情報です。 来週放送の『ガリレオ』(第4話・曲球る)にゲスト出演とのこと。 ニュースソース:tanave.com《info》/twitter 『ガリレオ』ドラマ版は、 あくまで 探偵役の湯川准教授(福山雅…
on twitter 2012/10-12 遅ればせですが、昨年の感想tweetをまとめました。(1〜4月は休筆) 2012年10月03日(水) 『イ・サン』/韓国の歴史ドラマを何本か観たが、このドラマが一番面白いと思う。イ・ビョンフン監督が「重苦しくなりがちな王の生涯を、おとぎ…
on twitter 2012/5-9 遅ればせですが、昨年の感想tweetをまとめました。(1〜4月は休筆) 2012年05月07日(月) ご無沙汰しています。身辺あれこれの状況が良くなったとは言えないのですが、これ以上書かないでいるとストレスがたまる一方で精神衛生上よろしく…
『八犬伝』感想:4 もう東京公演はおろか、大阪公演も千秋楽近くになっているので、 今さら、公演始まった頃のことを書いてもなぁ・・という気もしますが、 感想:1で、「演出・殺陣・音響効果・映像等々については後から書く」 と約束していましたので、すで…
『LAST HOPE/ラストホープ』(第11話=最終回)感想 観終わった後、ふと、こんなことを考えました、 「医療の限界」・・そのラインを、このドラマではどこに引こうとしていたのか・・ 人間の遺伝子レベルでの研究は、どんどん進んでいて、 キメラやクローンを…
『LAST HOPE/ラストホープ』(第10話)感想 冒頭のカンファレンスで、 町田恭一郎(中原丈雄)を救うには生体両肺移植しかない、 という結論になり、ドナー候補の二人の息子に状況説明、 父親と一緒に仕事をしていた次男で養子の恵介(石田卓也)は、 ドナ…
『LAST HOPE/ラストホープ』(第9話)感想 9話を初めて観た時に、 あまりにもセリフがサラサラッと流れて行ってしまっているように思えて、 おいおい大丈夫か?と心配になったのですが、 再見したら、あまり気にならなかった。 セリフの意味を噛み締めなが…
『八犬伝』(シアターコクーン)感想:3 【ネタバレあり】 注意!一部ネタバレしています。 これから舞台をご覧になる方は、あらかじめご了承の上 お読み下さい。 出演者について。 ★阿部サダヲさん(犬塚信乃) いつも120%全力投球!みたいなイメージがあ…
『八犬伝』(シアターコクーン)感想:2 【ネタバレ注意】注意!クライマックス部分のネタバレがあります!これから舞台をご覧になる方は、あらかじめご了承の上 お読み下さい。 感想:2 は、田辺誠一さんについて書いています。『八犬伝』全体についての感…
『八犬伝』(シアターコクーン)感想:1 【ネタバレあり】 注意!一部ネタバレしています。 これから舞台をご覧になる方は、あらかじめご了承の上 お読み下さい。 すごく面白かったし楽しかったです! エンターテイメントとしての思い切りの良さが いい形で…
『LAST HOPE/ラストホープ』(第8話)感想 「生きる覚悟」と「死ぬ覚悟」・・ 坂崎多恵(石田ひかり)が残した スターティングノートとエンディングノートは、 彼女が、潔(いさぎよ)く生き、潔く死に立ち向かった証(あかし)・・ 「所詮(しょせん)はド…
『LAST HOPE/ラストホープ』(第7話)感想 前回あたりから、患者の病気の治療だけでなく、 心のケア、というところにも踏み込んで来た気がします。 「治療のために、やりたいこと全部我慢して来た、 なのに白血病になった。 どうせ死ぬなら、治療の苦しみか…
『純と愛』を観て思ったこと。 どんなに明るく笑顔で懸命に頑張っても、どうにもならないこともある・・ 理不尽なことは、どこにでも転がっている・・ 先週末の『純と愛』を観ていて、そんなことを考えた。 「魔法の国(のようなホテル)を作りたい」という…
『LAST HOPE/ラストホープ』(第6話)感想 毎回、先端医療の現状や問題点を挙げつつ、 過去話を随所に絡(から)めて来るので、 患者の背景に関しては、書き込み不足は否めないんですが、 それでも、患者への治療(手術)を通して、 メインを担(にな)った…
2月19日の「笑っていいとも!」テレフォンショッキングのゲストは、 田辺誠一さんでした。 前日のテレフォンゲストが森昌子さんで、 何気なく観ていたら、「明日のゲストは田辺誠一さん」と紹介されて、 内心あせっているうちに、2年前の長髪・田辺さんの写…
『LAST HOPE/ラストホープ』(第5話)感想 毎回、1時間があっと言う間に過ぎて行くのですが、 今回は特に、過去の全体像や、核となりそうなものの輪郭が じわりと浮き上がって見えて来て、 さらに興味深い展開になっていたように思います。 メンバーの誰か…
『ネオ・ウルトラQ』(第3話/宇宙(そら)から来たビジネスマン)感想 毎回、各監督が、自由に自分の色を出しているように感じられます。 監督の違いによって「ウルトラQ」の世界観の構築の仕方も違うし、 毎回見所も違うので、作品によって、観る側の好き嫌…
『ラストホープ』(第4話)感想 ついに、‘心臓’という重要な部位での再生医療、 というところまで話が進みました。 4話でそこまで行ってしまっていいのか、という懸念もあったのですが、 本格的な再生手術は50日ぐらい後、ということで、 きちんとカレンダー…
『ネオ・ウルトラQ』(第2話/洗濯の日)感想 うん、私このお話好きです。 『ウルトラQ』の中でも、 もともと こういうテイストの作品が好きだったから、かもしれませんが。 ブレザレンは、人間の生活に馴染んだ 愛されキャラの怪獣ですが、 彼自身は、ただ…
『ラストホープ』(第3話)感想 どうしよう、ますます面白くなって来た。w そろそろ謎の正体が見え始めて来るのかなぁ、と思ったら、 6人の医師たちとその周辺の人々の過去が少しずつ絡み合って、 さらに複雑なことになって来ました。 場所も、時間も、過去…
『ゆりちかへ〜ママからの伝言』感想 とてもいいドラマでした。 正直なところ、私は、闘病もの(死に至るまで)のドラマが苦手で、 素直に受け入れられないことが多くて、 1クール使ってじっくり描くならまだしも、 2時間ドラマじゃ「命」を描くのはとても無…
『ラストホープ』(第2話)感想 今回は、橘歩美(多部未華子) がメイン。 超難関の手術に必死で挑む姿が、 過去の出来事と平行して描かれて行くのですが、 なぜ彼女が、どんなに手術困難な患者でも受け入れようとするのか、 その理由の片鱗が、見えて来たよう…
『ラストホープ』(第1話)感想 『ネオ・ウルトラQ』ではないけれど、 ドラマの冒頭から最後まで、 相当量の「Q(クエスチョン)の種(タネ)」が矢継ぎ早に撒かれ、 「え?それって何?」「今のどういう意味?」と 次から次へと必死で追いかけているうち…