on twitter 2012/10-12

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遅ればせですが、昨年の感想tweetをまとめました。(1〜4月は休筆)

 

2012年10月03日(水)

『イ・サン』/韓国の歴史ドラマを何本か観たが、このドラマが一番面白いと思う。イ・ビョンフン監督が「重苦しくなりがちな王の生涯を、おとぎ話的に描きたかった」と言っていたが、それは韓国ドラマの多くに共通する視点でもあるような気がした。サンの側近ホン・グギョンという役が魅力的。

 

『ふたりのシーソーゲーム』(BS-TBS)/16年前のドラマ。田辺誠一さんが初々しくてうるわしい。しかし、この頃はまだどこにでもいる「フツーのイケメン若手俳優」でしかなく、いのうえひでのりさん言うところの「毒」がまったく感じられないのが興味深い。この後の演技と比べて観るのも一興。

 


2012年10月09日(火)

昔のドラマを観ていると、時折意外な俳優さんに出会ってびっくりすることがある。『らせん』の大島優子さんや『ふたりのシーソーゲーム』の古田新太さんは長いこと俳優をしているから当然として、『ガラスの仮面2』でちらっと田中圭くんを見かけた時は本当に驚いた。この頃、まだ中学生ぐらい?

 


2012年10月16日(火)

『ダブルフェイス』(TBS)/久々に緊迫感のある男のドラマを味わった。暴力団に潜入したがゆえにあらゆるものを削ぎ落として行かなければならなかった男(西島秀俊)と警察に潜入したがゆえにさまざまなものを背負うようになってしまった男(香川照之)の対比の妙に引き付けられた。面白かった!

 


2012年10月25日(木)

@app これ(「八犬伝」公式サイトのあらすじ)だとほとんど原作のままだよね。河原さんなら、もうちょっと思い切ったことしてくるんじゃないか、って気がするけどなぁ・・歌ったり踊ったりってことはないんだろうかw。ゝ大法師は津田さんじゃないか、と読んでますが、どうでしょうかね。で、田辺さんにはあくまで悪役を所望。

 

2012年10月26日(金)

@app《歌ったり踊ったりはあまりないんじゃないかしらね》じゃあ激しい殺陣があるとか?(そっち方面でいじめたい気持ちありありw)《ネオウルトラQ もうちっと間口の広い方に行ってほしい》気持ちお察しします。田辺さんの「主役」って、いつも、微妙にストライクを外して来るよね。

 


2012年10月29日(月)

スケートカナダ。久しぶりに織田信成くんの伸びのあるスケートを見た。「魔法使いの弟子」というのは確かに織田くんの持ち味にぴったりな気がする。私の脳内イメージでは、魔法使いが高橋大輔くん、翻弄されるプリンスが羽生結弦くん、愛嬌を振りまきつつしなやかに動き回るのが織田くん、という感じ。w

 


2012年10月31日(水)

最近TVで観た映画/『BECK』:音楽を映像化するのは難しい。ライブの独特の高揚感をこの映画は捉え切れていないように感じた。登場人物の中では突出して佐藤健くんが魅力的。/『洋菓子店コアンドル』:蒼井優さんは少女のしなやかさを持つ。江口のりこさんのピリッとした辛味も好もしかった。

 

映画『白夜行』('11)/重くて苦しくて切なくて・・さっき観た映画をまだ引きずっている。私は原作を読んでいないが、この映画は、原作に限りなく近づきながら、決定的に超えることは出来なかったんじゃないか、という気がした。雪穂も亮司も難しい役。中で、子供時代の亮司・今井悠貴くんがいい。

 

2012年11月26日(月)

『放浪記』(BSプレミアム)/追悼番組の再放送を観る。録画当時89歳だった森光子さんの凛とした声の張りに驚く。菊田一夫斎藤晴彦)の「本当に孤独なのは、私が知っている限りではあなた(林芙美子)だけ」という言葉に、芸術に生涯を捧げた森さんを重ね、『TAROの塔』のかの子を重ねた。

 

『らくだ』(BSプレミアム)/大滝秀治さんの最後の舞台。落語を題材にした別役実作品は読み解くのが難しい。でも大滝さんの飄々とした演技はあいかわらず魅力的。 私が初めて大滝さんを知ったのは『特捜最前線』。船村一平という役が好きで、その頃からずっとファンだった。またひとり名優が去る。

 

「GQ」(1月号)/Gucci×Tanabe 。久々にモデル:田辺誠一の「妙味」が感じられた。Gucciに負けない、かと言って自己主張し過ぎない、田辺誠一だから出せる独特の味わい。この表情を引き出したカメラマンもうまいんだろうけど、俳優・田辺の「演技」も程良く入って心地良い出来。

 

2012年12月05日(水)

『ふくすけ』(大人計画)/松尾スズキ作・演出。再演。昭和の場末の見世物小屋のような禍々しさ。暗い熱。しかし、攻撃的な激しさの中に弱みも含んで、不思議と嫌悪感を抱かせない。ふくすけ(阿部サダヲさん)のまっすぐな眼に救われた。松尾さんはこの作品を20代の頃に作ったんだとか。凄い! 


2012年12月16日(日)

珍しく音楽番組を観る。「FNS歌謡祭」:魅力的なコラボがいろいろあったが、ゴスペラーズ×テゴマスの「ひとり」にトリ肌。あの高音が出せるって凄い!/「ファンキーモンキーベイビーズライブ」(WOWOW):去年の震災直後、彼らの「あとひとつ」にすごく励まされた。歌の力って間違いなくある。