2006・9・26放送
★このトークは、あくまで、翔と夢の主観・私見によるものです。
夢：ファンの間では、すごく評判が良かったドラマ。
翔：はい。
夢：でも、翔の初見の感想（BBS pickup参照）を読むと、どこか物足りない、と感じてもいたみたいだけど？
翔：いや、面白いとは思った。こういうベタでライトなラブストーリーを久しぶりに観たし、トントントンとリズミカルに進む展開も心地良かったし、主演のともさかりえさんや田辺さんはもちろん、北村一輝さんや石丸謙二郎さんら、他の出演者もそれぞれに嵌（は）まっていたと思うし。
夢：うんうん。
翔：農業青年の田辺さん、というのも、すごく新鮮だったし。 あまりにも違和感がなくて、びっくりしたし。（笑）
夢：そうだね～、ほんとに、何であんなに似合っちゃうんだか。（笑）
翔：何度か泥だらけの指のアップが出て来るんだけど、もう、それ観て ひとりで萌えてました。（笑）
夢：あ～、わかるわかる。（笑）
翔：申し訳程度に泥を塗ってみました、っていうんじゃなくて、汚れ方がサマになってるのよね、爪の中まで泥が入り込んでいて・・・
夢：そうそう！どんだけ汚したんだ、って。
翔：でも、決して和男本人が泥臭くはならない・・・いや、泥臭いところもあるんだけど、どこかちゃんとキレイな部分も持っている、と言った方がいいか。
夢：うんうん。
翔：だからこそ、超セレブな女社長・静香（ともさかりえ）とのラブストーリーが、コメディじゃなくてファンタジーになるんだろう、と。
夢：・・・あぁ、そうか。
翔：そのあたりの全体のまとめ方も、うまかったと思う。 あと、田辺さんがこのお話の下支えになっている感じがあって、何だかすごく頼もしかった。
夢：うんうん。 ・・・田辺さん久々のキスシーンもあったけど？
翔：あいかわらずほのぼのしていた。（笑）
夢：翔はいつも、田辺さんのラブシーンを観て、「もっとがっつり行ってくれ！」って言うけど（笑）、今回はそう思わなかったの？
翔：思わなかった。 本格ラブストーリーならともかく、このドラマはファンタジーでいいわけだから。
夢：なるほど。
翔：私としては、ラストのプロポーズのシーンが好きだった。 少年みたいに眼をキラキラさせている純な部分がありながら、「社長のイスなんか捨てて、俺と一緒になれ、絶対に幸せにするから！」的な、頼もしさ、力強さみたいなものもあって、それが何だか新鮮で。（笑）
夢：和男を演じてる田辺さんにすごく余裕があるような気もしたんだけど。 どう転んでも大丈夫、みたいな。（笑）
翔：もう、翳り（かげり）のカケラもないからね。（笑） ファンの人たちに、 田辺さんが演じた役のうちの誰と結婚したいか、というアンケートを取ったら、和男さんが間違いなく1位になるんじゃないか、と思う。（笑）
夢：ほんとほんと。（笑）
★ ★ ★
夢：ここまで絶賛しておいて、それでもなお、物足りない、と思ったわけだよね。 まぁ、ＢＢＳに書いた「駄々」なんかを読むと、何となく翔の言いたいことも分からないではない、って気もしたけど。
翔：いや・・・その点に関しては、もういいかな。（笑）
夢：もういい、って・・・
翔：そのあたりの欲求不満は、もうほとんど解消させてもらったから、このあとの仕事で。
夢：・・・このあとの仕事かぁ・・・最近の翔は、そこに早く行きたくてウズウズしてるんだよね。（笑）
翔：はい！
夢：・・・それにしても、トークのスピードが、今までの遅延し放題から、いきなりトップギアに入った！って感じがするけど。
翔：やはり、遠峰一青は偉大だよね。（笑）
夢：遠峰一青かぁ・・今オンエアされてる『神の雫』の・・・
翔：この役は、「役の作り方」という点から見れば、現時点までの田辺誠一の最高峰、という感じがしているので・・・個人的には。（笑）
夢：おおおおおっ！（笑）大絶賛！・・・まぁ、観る人によって好き嫌いの分かれる役ではあるけどね。
翔：・・・好き嫌いがある、というのは、役がとんがっているからだと思う。
夢：役がとんがってる？
翔：すごくアグレッシブに演じている気がするので。
夢：うんうん。
翔：一昨年あたりから続くバラエティに富んだ役柄の数々・・・特に、昨年の『ヒットメーカー阿久悠物語』から『ハッピーフライト』『最後の戦犯』『花の誇り』『少年メリケンサック』『神の雫』そして『空飛ぶタイヤ』へと続くこの数ヶ月、私にとって珠玉の日々が続いています。（笑）
夢：阿久悠さんをやってたのが、たった半年前でしかない、ってのが、嘘みたいだよね。 何だか、２年前ぐらいの気がする。（笑）
翔：それだけ、この半年が充実していた、ということ。 そのあたり、話したいことが山のように・・（笑）
夢：だからせっせとトークに勤（いそ）しんでるんだ～。（笑）
翔：（笑）
