「男優倶楽部」(田辺誠一特集)雑感。

 読んでいて思ったのですが、
私は、どうも、「田辺誠一が自身をどう語るか」よりも、
「人(監督や共演者)が田辺誠一をどう見ているか」を知る方が、
好きみたいです。(笑)

で、これだけの特集の中で、一番面白いと思ったのが、
近々公開される(公開された)映画5本の監督のコメント。
それぞれ興味深かったのですが、
特に惹かれたのは、『フリック』の小林正弘監督。
  (略)
どれほどの情熱を内に秘めた人なのか、空恐ろしくなる。
陽だまりの猫には、鋭い牙がある。
それが彼の、彼にしかない魅力なのだ。 
田辺誠一はサイコーだ!

このコメントで、『フリック』が私の観たい映画ナンバー1に急浮上。(笑)
そうなのだ! 
いつまでも、牙を隠しおおせるもんじゃないんだよ、田辺さん。(爆)

 

一番観るのがコワイのが『スクールデイズ』(笑)
いや、見てくれはいくら壊されても構わないし、
田辺さんも、そういうことをむしろ楽しんじゃう人なんだろう
とは思うけど、
だからなおのこと、上品な笑い、というか、
センスある笑いにまで消化&昇華してくれないと、
観るのがすごくしんどくなりそうなので。
恋の門』ぐらい洗練されてて、
松田龍平くんみたいないじられ方されるのなら、文句ありませんが。
(登山者Aじゃなくて、「こっち側」に来ちゃった、みたいな。笑)

 

アップ多用の写真。
いやはは・・田辺さんも、こういう視線を送れるようになったのね、
と、ちょっと感無量やら、おおいに照れくさいやら。(笑)