『南くんの恋人』(第8話)感想

  二宮和也くんの安定感、ってのは、かなりの救いですね。 
麗花さん(宮地真緒)への引っ張られ方が、
決して観てる人間を不安にさせるものじゃない、というあたり、
演出だけでない、演じ手の役作りのうまさもあるんじゃないか、と。

今回ようやく、ちよみ(深田恭子)の切なさというのが、胸に迫りました。
それは、深キョンの力、というよりは、
おじいちゃん役の北村さんの力によるものが大きいようにも思います。

そして、私がずーっと不思議に思ってた
「なぜ名取裕子でなければならないのか」の答えも、
今回、貰えたような気がします。 まさに、そう来たか、って感じ。(笑)

 

そんな中での、日下部先生。
よかったなぁ・・・なんだか知らないけどすごくよかった、私としては(笑)
たぶん、周りの人のこと、ちゃんと考えてくれてたから?
いやいや、日下部先生が「二枚目」だったから嬉しかったんだね、
きっと。(笑)

予告の感じでは、次回あたり、
この役が「田辺誠一でなければならなかった理由」ってのが
見えてくるんじゃないかと、かすかに期待してるんですが・・・
さて、どうでしょうか。