『ピンポン』ミニ感想

『ピンポン』ミニ感想 投稿日:2003年9月24日(水)roji
昨夜、『ピンポン』を観ました。
公開当時から、観たいと思い続けていた作品。

窪塚洋介さんvsARATAさんvs中村獅童さんvs大倉孝二さん♪
私が今惹かれてる俳優さんのオンパレードで、しかも、クドカンさん脚本で♪

 

いやぁ、面白かったですね。
特に、曽利監督お得意のCGが、試合場面でふんだんに使われてて、
ものすごく疾走感あふれるものになってたのが、
観てて、ものすごく気分良かった。

キャラクターの感情の掘り下げ、という点では、
正直、物足りなさもあるのだけど、
あえてその辺を深く追求せず、「勢い」で観せてしまう、というのが、
クドカン流」なのかな、とも思いました。

とにもかくにも、「卓球って、面白そう」と感じさせられた、
なんか、そのことだけで、すべてOK、という気もして。

クライマックス。
ドラゴンとぺコの闘いを観ながら、
ふと、『月下の棋士』の滝川と氷室を思い出し、
(スマイルも、滝川に重なる部分あると思ったんですが)
「天才vs努力の人」というライバルの構図に、また、思いを馳せたのでした。

 

余談ですが、
松尾スズキさん、荒川良々さん、近藤公園さんも出てらっしゃいました。
荒川さん、おいしい役でした。間の取り方がサイコ〜でした。(笑)