結婚会見

「そうですっ、はい!」結婚会見2002,4,3 

まずは、田辺さん、寧々さん、おめでとうございます。

実は、私、あの記者会見を、
「結婚発表をプロデュースする演出家・田辺」という視点で見てたので、
(こういう時、そういう視点で見るか、普通? とひとり突っ込みしつつ。 苦笑)
以下、ちょっと翔らしく、ひねった感想(妄想?)になってるかもしれません。
(すみません~、こういう性格のヤツなんですぅ・・・)

第一報を読んだ時、てっきりSWIMで発表されたと思い込んだのですが、
マスコミにファックスが届いたそうで、まずこの段階で「ほう~」と思いました。

まさか「記者会見」という方法を取ってくれるとは思ってなかったので、
ちょっとびっくりもしたのですが、
会見を見た後、これがベストだった、と、素直に感じました。

マスコミより前に、SWIMでファンに報告する、という手段もあったと思うのですが、
その方法を取らなかったのは、たぶん、お相手が、一般の人でなく、
名の通った女優さんだったから、ということもあるだろうし、
何より、PCの前にいる限られたファンだけでなく、
それこそ日本中、世界中に向かって「結婚したんだ~!」って言いたかったのかな、と、
なんとなく、微笑ましく感じました。

実は田辺さんのPCがクラッシュしてて、更新したくても出来なかったそうですが、
もし、更新可能な状態であったとしても、
私は、今回の選択で良かったのでは、と思っています。

特に有名人の結婚となると、
マスコミの仁義なきスクープ合戦に巻き込まれるのが常ですが、
マスコミにすっぱ抜かれるという形でなく、
まず最初に、自分達の口から結婚報告が出来た、というのは、
私のように、ひねくれた物の見方をするものにとっては、
「田辺さん、演出家冥利につきるでしょ?」とか思ってしまうわけですね。

まぁ、それじゃあんまりひねくれ過ぎてるかな?(笑)

ともあれ、
結婚の日(田辺さんの誕生日)、
発表の仕方(まずファックスで、数時間後に会見)、
発表時間のタイミング(ワイドショーの放映時間無視)、
洋服(おそろいの白いシャツ)、etc・・・・
すべてがすごく「普通」で、
(あれをワイドショーの時間に合わせ、金屏風の前でやられた日にゃあ、
あたしゃ田辺ファンをやめてたかも)
自然な気持ちの流れとして、あのような会見になったのだと、
そして、そこに、
芸能人としてより、まず普通の人間として、
素直に結婚を喜ぶ二人の初々しい姿があったことに、
なんだかホッとしたのでした。

ただ・・・・
正直に今の自分の気持ちを言えば、
田辺さんの「結婚」自体には、私はあまり関心がないんです。

私の関心は、
結婚後の田辺さんが、俳優として、創作者として、どんなふうに変わって行くのか、
あるいは、どんな部分が変わらないのか、
それを、作品を通して見つけ出して行くこと、にあります。
(あ、格好つけ過ぎ? 笑)

はたして、俳優でありクリエーターでもある「田辺誠一」は、
今後、どういう道を辿るのでしょうか。

いきなり三段跳びのように前に飛んで行っても、
右に曲がっても、左に寄り道しても、
あるいはひょっとして後退を余儀なくされたとしても、
その後を、私もなるべく素直に(翔らしからぬ発言?笑)追いかけて行こう、と、
そんなことを考えさせられた、
田辺さんと寧々さんの結婚報告記者会見でした。

★この文章は、あくまで翔の主観・私見によるものです。