tanave.com-word更新

tanave.com-word更新
tanave.com-word更新しています。「NEXT 2011/07」。
★tanave.com word


―――もっと感じて、研ぎ澄ませて、諦めないで、
自由に、大きな所に飛び込む、
凧のように風に身を任せ飛んでいくことも必要かと思う―――


田辺さん自身の「俳優としての姿勢」を示すような文章を、
久しぶりに読んだような気がします。
何だか、背筋がピンと伸びるような気がしたし、
‘新たな楽しみ’が じわじわと身内から湧き上がって来ました。


田辺さんの出演作を追いかけた≪翔夢≫のラインナップは、
12年近くを経て、まもなく100になろうか、という数になりました。
TVを通して出逢った頃、20代後半だったこの俳優さんは、
今、40代半ばにさしかかろうとしています。


それでも、いつでも、いくつになっても、
「この先が楽しみだ」と思える、
新しい不思議な魅力を次から次へと私たちの前に晒してくれる、
つくづく「面白い俳優さんのファンになったものだなぁ」と、
心の中で常にそう思わせてもらっています、
口ではさんざん悪態をつきながらも・・w。


最近、昔の作品をちょっと観る機会があったのですが、
ブルースハープ』の健二を観たあとに
『サボテン・ジャーニー』のナビオを観たら、
何だかすごく感動してしまって。


また、ここ数日、トークのまとめに入っていて、
神の雫』と『空飛ぶタイヤ』を同時進行させているのですが、
このふたつを並べて味わえる幸せって半端じゃなくて、
遠峰一青という異端キャラの凄さはもちろんですが、
沢田悠太に対する、田辺さんの着実で深い理解と繊細な表現が、
私の中で、とてつもなく魅力的なものに思えて来て、
どんどん沢田が好きになってしまって・・w

完璧じゃない、どこか欠けた人間を、完璧に演じることが出来る、って、
完璧なんだろうか、そうじゃないんだろうか・・う〜ん・・
なんてトンチめいたことをじんわりと考えて楽しめる幸せ。
(あ〜・・だんだん壊れて来た・・w)


「これからはシリアスな方向を軸にして」と考えているらしい田辺さん。
たぶん、望んでいるような役が、近々訪れるんじゃないでしょうか、
それも、ひとつだけじゃなく、いくつも。

だって、円熟期に差し掛かってる今の田辺誠一なら、
幅広くいろんな役で使ってみたい、と思っている演出家やプロデューサー、
たくさんいるんじゃないかと思いますもん。
・・いや、そりゃ田辺ヲタである私の希望的観測でしかない
かもしれないけれどもさ・・w


ともあれ、次の作品を楽しみにしつつ、
さっ、『神の雫』と『空飛ぶタイヤ』のトークまとめようっと。