「グータンヌーボ」/「ビフォーアフター(後編)」感想

 グータンヌーボ
この番組は、女性3人のガールズトークがメインなのですが、
今回の感想は、スタジオ男性ゲスト・田辺誠一さんのシーンだけ
について書いています。ご了承下さい。

 

この番組に田辺さんが出演するのは2度目なんですが、
面白い、と思うのは、MCのひとり・江角マキコさんとの関係性。
しっかり者のお姉さんと、ふら〜っとして何考えてるか分かんない弟・・とか、
まじめな部活の部長と、あんまり熱心じゃなくて他に気を取られてる後輩・・
って感じがするんですよねw。
で、マキコおねえさん(部長)は、そんな弟(後輩)誠一くんを、
ちょっと心配しながらも、
興味を持って面白がって見守ってくれてる・・みたいな。
そんな江角さんの、優しい、あったかい気持ちが、
最初の「また来たな」っていう一言に凝縮されていたような気がして、
何だか勝手に、ホッコリしてしまった。

 

聞き込みグータンは、
封切り間近の映画『ジーン・ワルツ』でも、
また他の映画やドラマでも共演している、白石美帆さんと菅野美穂さん、
それと、劇団☆新感線のプロデューサー柴原智子さん、
の3人の証言、ということで、
田辺誠一41歳は男として何点か」という質問に対して、
白石さんが80点、菅野さんが95点、柴原さんが75点と、
なかなかの高評価。

 

その理由は(3人の話をまとめると)「優しくて、おしゃれで、子ども好き、
機械に強くて、甘いもの好き」だから。
柴原さんは、「よく家族で旅行してる。家族想いで、男としてすごく素敵」と。

 

しかし、減点部分もあって、
白石さんからは、「前に出る姿勢、前に出る勇気、
グイッと出る何かを持って欲しい」そして「声が小さい」・・と、
さんざんな言われようw。

 

そうそう、ほんと田辺さんって前に出ないタイプですもんね。
新撰組で言ったら、山南敬介みたい、というかw。
ファンとして、そういうところが歯がゆくもあり、また興味深くもあり。
そういう人が、いきなりワキで視線さらっちゃったり、
たま〜に表舞台のど真ん中に立っちゃったりするから、
面白い、とも言えるわけで。
前に出ない、というのは、田辺さんの欠点じゃなくて、
個性なんじゃないか、とも思えたりして。

 

で、いよいよ「田辺さんは味のある絵を描く」という話題に・・w
田辺さんが描いた(ツイッターで見覚えのある)
渡部陽一さんやマイケルジャクソンの絵を見て、女性MCたち大爆笑。
ここでも江角さんは優しくて、苦笑しながらも、
「よくこんなシンプルな線で・・うまいよね・・」と言ってくれてw。

 

それにしても・・ご丁寧にマイケルの実写まで出してくれるとは!
そこまでしなくとも、似てないのは明白だろうに!(爆)

 

リクエストで描いた江角さんと優香さんの絵がまた、
「どこがっ!?」っていうぐらい、似てないw。
でも、田辺さんが描く絵は、
そういうところ(似てるか似てないか)を目指してるんじゃないし、
ゆる〜くではあるけど、確かに何か伝わるものがある・・ような気がするw。
だから「へた」とも言い切れないんですよね。
そこが面白いです。

 

しかし・・
この日のいでたちは、私はどうも好きになれなかったなぁ。
似たような格好してた三代目明智の時は全然違和感なかったんだけど、
こういう、本人の素が見える番組に出る時は、
ダラ〜ンとした格好されると、違和感ありすぎる。
しかも、長髪だし、髪縛ってないし・・
(いや、たんに私個人の好みの問題なんですけどね・・苦笑)
ビジュアル的には、ビフォーアフターの方が断然好きでした。

 

で、その「劇的ビフォーアフター」(後編)の感想を少し。
今回も、匠や職人さんだけじゃなくて、
依頼者のWエンジン・えとうさんや、相方のチャンさんや、
えとうさんの弟さんが、
一生懸命にお手伝いしていた姿が、とても良かったです。

 

スタジオも、何だかとってもほのぼのとしていて、
普段 毒舌コメントの多い西川史子センセも、まろやかw。

 

「匠は使わない家具をいったいどうするのか?」という問いに、
フリーマーケットで・・」という、狙ってるんだか狙ってないんだか分らない
答えを出す田辺さんに、
今回も「匠がね・・で、売れなくて泣いちゃったり・・」と、
ちゃんと乗っかってくれた所ジョージさんが素敵w。

う〜ん、このふたり・・
毒気がまったくないところが似ているかも・・w