誕生日(4月3日)に寄せて

誕生日(4月3日)に寄せて
普通、十数年もファンを続けていれば、
倦怠期に陥(おちい)ったりするものだと思うのだけど・・w


何故だか 田辺誠一さんに関しては、
毎回、新しい役をやるごとに、新鮮なドキドキ感があって、
今まで見られなかったものが見えて来たり、
うわ〜ここまでやってしまうんだ〜!的な驚きがあったりして、
まったく飽きることがありません。


去年から今年にかけては特に、
若い頃のような、オーバーアクトを求められる役が多かったこと、
その期待に(以前とは違った形で)十二分に応えてくれたこと、も、
観ている側としては、非常に興味深かったです。


ただ・・
先日、『火の魚』(芸術祭大賞受賞作)というドラマを観て以来、
今まで演じて来たすべての役が 、
(『ハッシュ!』の栗田勝裕や、『空飛ぶタイヤ』の沢田悠太でさえ)
オーバーアクトだったんだなぁ、と思わされるような、そんな役を、
いつか是非とも見せて(魅せて)もらいたい、と・・
そういう役を田辺誠一にやらせたい!と思ってくれる人が
是非とも 出て来て欲しい、と・・
そんな貪欲な、新たな夢を抱くようにもなりました。


そこに行き着いた時に、
これから先の田辺誠一は、田辺誠一としての存在感を、
どのように示すのだろう・・と。


きっと あんなふうに・・いやいや、もしかしたら こんなふうに・・と、
あれこれ考え始めたら、キリがなくてw。


そんなふうに、幸せな空想・妄想を抱かせてくれる・・
いつも いつまでも 多彩な夢を抱かせてくれる・・
そんな田辺さんに感謝しながら、
私もまた、出来るだけ「観る眼」を肥やし、
さらに新鮮な気持ちで、「演じる人、田辺誠一」を追い続けて行けるように、
少しずつステップアップしたいと思う、今日この頃だったりします。


―――41歳のお誕生日、おめでとうございます。