ベタドラマとは・・

ベタドラマとは・・
ホテリアー第1話の感想を読み直してみたら、
頻繁に「ベタドラマ」という言葉を使っていることに気づきました。
で、私・翔が考える「ベタドラマ」とはこういうもの、というお話を少し。


はてなダイアリーで「ベタ」を調べてみると、
<繰り返し語られ、使い古され、ありきたりな>と書いてあります。
私は、「ベタドラマ」という言葉を使う時、
そういう いわば「お約束の展開」に、
「物語の誇張」や「リアリティの薄さ」が、自然に、時に不自然に(笑)
挿入されたドラマ、というような意味合いで使っています。


自然な状況や流れ、といったものを、時に無視して、
登場人物(特に主人公)の行動や感情を優先する。
それは、確かに、嘘くさいもの、ではあるのだけれども、
でも、だからこそ描ける何かがあるのも、確かなことのように思うのです。


普通ならとても出来ないような、言えないようなことも、
ベタドラマなら、やれたり言えたりする。
そこに、観る人間の、密やかで優しくて甘美な「夢」が、
逆に、リアルに描き出されることもあるような気がするのですが、
皆さんはどうお思いでしょうか。