『役者魂！』（第６話）感想
今クール、時間が取れる限り観ているドラマは、
『功名が辻』『相棒Ⅴ』『Dr.コトー診療所』『役者魂！』
田辺誠一さんからみで『だめんず・うぉ〜か〜』
歴史好きの家族にひきずられて『太閤記』・・・
うーん、こんなにドラマを観るのは久しぶりのような気がする。（笑）
で『役者魂！』。
松たか子さん、藤田まことさん、森山未來くん、濱田マリさん、
そして香川照之さん、と、
よくもまぁ、これだけ私の好きな俳優さんが集まってくれたものだと、
それだけでちょっと感激していましたが（笑）
正直、最初の頃は、面白いんだけど、どうも、上滑りしてる感じがあって、
うーんもったいない、という気持ちが強かったんです。
でも、徐々に空気が練れて来て、いい感じになって来て。
で、６話、ピタッ！と全部が上手くはまって、
もう掛け値なしに「面白い！」と思わされてしまいました。
登場人物がねぇ、みんなうまいんですよ。
何だろう、役になりきるのに、無理をしない、無駄な力を入れてない、
と言ったらいいか。
その代表が、松たか子さん。
ものすごく素直に役に入り込んで、素直に感情表現する、
観ていて、引っ掛かるところがまったくないんです。
『THE有頂天ホテル』の時も思ったけれど、
彼女のコメディエンヌとしての才能は、かなりのものだとも思いました。
そして、香川照之さん。
もうもうほんとに、どう言ったらいいの！？
もう、彼を観てると、感嘆符「！」が連続で出て来て止まらない。（笑）
言葉が見つからないから、
とりあえず「好きです♪」とでも言っておこう。（爆）
一歩間違えると浮いちゃう役なのに、
何やっても嘘がない感じがするのは何故だろう、
と考えてたんですが、番組公式サイトのインタビュー読んで納得。
そうなんだよ、『だめんず‥』最初の頃の田辺さん観てて思ったのは、
こういうことだったんだよ！（笑）
森山未來くんは、今回、割とおとなしめだな、と思ったら、
これもインタビュー読んで、いろいろ考えていたことが解かって、
なるほどなぁ、と。（笑）
その辺の、俳優同士の駆け引きみたいなものがすごく面白いし、
そこに、君塚良一さんの脚本がからんで、
相乗作用を起こしてる感じがします。
ラストに向けて、もっともっと練り上げられて、
いいドラマになるといいなぁ！
