『だめんず・うぉ〜か〜』(第6話) 感想

だめんず・うぉ〜か〜』(第6話)感想
うーん、ゆり子役のさとう珠緒さんは、ほんとに適役だったと思う。
だけど、その夫役の津田寛治さんを観てて、
なんだか辛くなってしまいました。
普段の津田さんは、くせのある役や憎々しい役もすんなりこなす人だけど、
今回のこの役は、背景部分がきちんと描かれていないので、
役をきっちりと追い込み過ぎてしまうと、
途端に、役の薄っぺらさが露見してしまうんですよね。
さすが津田さん、それでも、ちゃんとある程度バランスとっていたけれど、
逆に、こういう使われ方はもったいない、と思ってしまいました。
(あくまで、私の感覚)
今回に限っては、軽快さを持ち合わせてる宮迫さんと役を交代しても
面白かったのでは?
(今回のブルースなら、津田さんで観てみたかった気もするし。笑)
なんてことを考えてたので、
他の出演者に気持ちが向かなかった、というのが
正直なところだったりします。(苦笑)


ま、でも、田辺誠一さんは別格で。(笑)
田辺さん流 足し算・引き算も終わって、あとはラストに向かって一直線、
という感じがしました。
笑わせる場面でも、大仰じゃなく、クスッと笑わせてくれる‥
社長室で、花に話しかけてるところなんか、
私としては、絶妙!goodjob!と思えました。(笑)
一方、真面目なところは、ちゃんとかっこよくて。
プロポーズも、ブルースとの会話も、まっすぐで力強くて揺るぎなし!
だった。

うーん、あれほどの男に、
なぜ、まりあ(藤原紀香)はときめかないんだろう。
(まぁ‘今のところはまだ’ペット系キャラだから仕方ないけど。笑)
だからと言って、
まりあがブルース(宮迫博之)にときめいてるようには
見えないんだよなぁ。
ブルースは、小山内とは別な部分で(たとえば関西風のノリで)
まりあを癒してくれる相手、としか思えない、ってのは、
陣内智則さんとのことが
私の頭にチラついているせいだけではあるまい。(笑)


来週は、いよいよ「没落男」。
小山内の「弱さ」を、田辺さんがどう見せてくれるか、
「その先」をどう演じるか、を楽しみにしたい。

予告を観ると、
小山内:まりあ、ブルース:ナツ(山田優)が急接近、のようですが、
でも、きっと最終回には、落ち着くところに落ち着くのではないか、と。
再起を賭けて小山内渡米。追い掛けて行くナツ。と予想していますが、
果たしてどうでしょうか?
もしそうなるんだとしたら、ナツの気持ちに気づいて、
心揺れて欲しいぞ、小山内!


でも、正直、気持ちのどこかで、『きみはペット』の時みたいに、
飛行機の中で「あれ、ナツさん、偶然だね」みたいな展開でも、
今回は許せちゃう気がしてる、ってのは、何故なんだろう。
ナツが、ちゃんと小山内を好きみたいだから、なのかな。
それとも、たとえまりあにフラれても、
小山内は、蓮實ほど傷つかない、と思っているからだろうか。(笑)


‥‥え〜〜、ところで「UFOおたく」って話は
どこに行っちゃったんですか? (笑)