『クイール』ミニ感想

 先日、TVでクイールをやってたので観ました。
ある盲導犬の一生、みたいなお話なのですが、
淡々と進む月日の中に、
確実に生まれ育って行くものをクリアに描き出して、
とても後味の良い映画でした。
崔洋一監督、お見事。

なぜこの映画には素直に感動して、『解夏』では出来なかったのか、
ひねくれ者の自分に、自分で首をかしげてみたりして。(苦笑)

 

キャストは皆、適材適所、という感じで、
クイールのパートナーとなる小林薫さん、盲導犬訓練所の職員椎名桔平さん
パピーウォーカー夫婦の香川照之寺島しのぶさんらが、
自然に犬と触れ合い、絆を育んで行く姿が淡々と描かれていました。

それにしても・・・
最後のクレジット見るまで、
ご贔屓の小市慢太郎さんが出てることに気づかなかった。
ちょっとショック。(笑)