『救命病棟24時』/『不機嫌なジーン』ミニ感想

 続けて観たいドラマシリーズ第2弾。(勝手にシリーズ化しちゃいかん 笑)
『救命病棟24時』
先週に引き続き、観ました。

医局長役の香川照之さんが、とてもいい味出してます。
いろんな感情が彼の身体中に満ちてる感じが伝わって来て、
ザワザワしました。
この人と共演したんだなぁ、田辺誠一さん。(映画『フリック』)
いっぱい、いろんなもの貰えたんじゃないだろうか。

 

江口洋介さんは好きな俳優さんですが、
里見(白い巨塔)の時よりも感情の満ち引きが平板な気がするのは、
唐沢寿明さんのように遠慮なくぶつかれる相手が、
今回はいないせいでしょうか。
病院の外で、人々に詰め寄られる、その時に流した涙、
こちらの気持ち全部をさらわれるところまでは行かなかった。

もし・・もしも、あのシーンを田辺さんが演じたらどうだっただろうか、
もっともっと、皆へのすまない気持ちや、自分の力のいたらなさや、
憤りや、悔しさや、そういうさまざまな感情を含んだ、
複雑な表情を見せてくれはしなかっただろうか・・・・
それとも、感情過多になってしまっていただろうか・・・・

   *

不機嫌なジーン
きっと、内野さんのファンだったら、
恥ずかしくて観るのに照れくさいかもしれない――

わははは〜〜なんか、すごく良く分かる気がします〜〜(笑)
内野さんのコメディって、観たことないですし、
シリアス・宗方仁のイメージ強かっただけに、
なおさらそう思うかもしれない、私も。

実は、こういう役をしれっとして出来るとしたら、
私は益々内野聖陽に降参しなくちゃならないなぁ、と思っていて。

で、田辺誠一さんはどうだろう、こういう役、今の彼に出来るだろうか、
という興味もあって、なおさら内野さんを観たいと思ったわけなんですが。

来週はなんとか観てみよう、私も。