『きみはペット』(第4話)感想:3

きみはペット』(第4話)感想:3 投稿日:2003年 5月12日(月)roji
以下は、あくまで「私=翔の個人的『きみはペット』の観方」として
読んで下さいまし。

 

ペットとして男の子(モモ)を養う、という部分は奇抜だけど、
スミレの気持ちの流れというのは、ものすごくオーソドックスな気がする。
少なくとも今の段階では、
彼女が、たとえあと何回か話が進んだ後(たとえば最終回)であれ、
あの蓮實を捨てて、モモ(武志)を選ぶようになるとは
思えないんです、私は。

 

一方、モモ(武志)の気持ちは、というと、
この先、スミレを女性として愛する、という可能性がなくはない。
蓮實という相手がいるスミレ(まだ本当に心が通い合ってるとは言い難い
けど)と違って、人恋しさは人一倍みたいだし。
だけど、スミレを女性として好きになるか、
ペットとしての居心地の良さを取るか、と言ったら、
ペットとご主人様という、自由な関係を選びそうな気がする。
武志が求めているのは「家族」。 恋人でも妻でもない、ように思える。

 

人に委(ゆだ)ねることを知らないスミレ。
自分が飼ってる、自分だけにシッポを振るペットの前では、
心を開くことが出来るのに、
大好きな人の前では、大好きな人だから、自分の弱さを見せられない。
その心をほぐしてくれるのは、あくまで蓮實先輩なんだ
(じゃなければならない)と思う。

 

蓮實のスミレへの気持ち、というのは、
まっすぐで一途で深くて、ちょっとやそっとじゃ止められない、って気がする。
この先、武志がもしスミレを好きになっても、
簡単には引き下がらないんじゃないかな。
もし、彼が引き下がるとしたら、唯一、スミレが武志を男性として愛した時。
でも、そんな時が来るとは(少なくとも今は)どうしても思えない、
 >あの蓮實を捨てて、モモ(武志)を選ぶようになるとは
 >思えないんです、私は。
ということで・・・・

 

・・・・以後、ふりだし(↑)に戻って、リピートして下さい。(笑)