on twitter 2011/7-9

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遅ればせですが、昨年後半(7月〜9月)の感想tweetまとめました。
(10月〜12月は休筆)

 

2011年07月01日(金)

『あべ上がりの夜空に』(DVD)/TV放送時にカットされていた「あべない刑事」を観て、『あべ上がり』における田辺誠一さんの七変化が自分の中でやっと完結した気がした。舘さんに似てなかったけどねw。それにしても阿部サダヲさんのエンターティナーぶりは半端ない。西田敏行さんといい勝負。

 

『あべ上がりの夜空に』(DVD)その2/私は阿部サダヲさんのツッコミに対する田辺誠一さんのボケが好きなんだと再認識w。鋼鉄番長でも、サッドソングでも、田辺さんにツッコんでくれる人がいなかったのが少し寂しかった。頼もしくなるのはいいけど、あの独特の不安定さが削がれてしまうのは・・

 

TAROの塔』を観ていた時は文献等は一切読まなかったのだが、「かの子には一平がいた長い雨」というフレーズに心惹かれ、今更ながらかの子と一平をググる。かの子のFacebookの略歴を読み号泣。なぜ「聖家族」なのかやっと理解出来た気がする。 http://t.co/4FLJ9Va 

 

2011年07月02日(土)

@hwa 阿部サダヲさんって、たとえばあべこうじさんあたりが相手だと、すんなり馴染んで安心して自分を預けられるんだけど、田辺さんが相手だと、何やらかすんだ?って疑ってるところがあるような気がするw。そこが面白いと思います。慣れないままの関係でいて欲しいです。

 

2011年07月04日(月)

『SAD SONG FOR UGLY DAUGHTER』の宮崎あおいさんのことを考える。スッパリと潔く 女性の甘ったるさを捨て去ることが出来る女優さんなんだなぁ・・などと。永瀬正敏さんと共演した『ラブドガン』(映画)で、宮崎さんを「ハードボイルド」と言った人がいたのを思い出した。

 

2011年07月10日(日)

ブルースハープ』(映画)を久しぶりに観て、田辺誠一の壮絶な美しさに改めて心奪われる。あごのラインがシャープで、胸板が薄く、いかにもドライで体温の低そうな健二を、一切の甘さを排除して演じていて、見応えがあった。これだけのものを彼から引き出した三池崇史監督、やはり並みの人ではない。

 

2011年07月25日(月)

舞台『七人は僕の恋人』'08/ウーマンリブ11。柱になる人がいなくて全体の印象が散漫になってしまった気がする。池田成志さんは本来は中心にいるタイプじゃないのでは?でも最後の「ゾンビ」は面白かった。クドカンの伊勢志摩さんへの「最近闘ってないですよね」という一言は何だかグサッと来た。

 

映画『誰も守ってくれない』'09/社会派と見る向きもあるが、これは一種のファンタジー。でも、だからこそ描ける怖さがある。非常に重い映画だが、最後には少しの救いもあって、君塚良一脚本・監督、物語の構成が巧み。過去を背負った刑事の複雑な心理を佐藤浩市さんが好演。他の出演者も良かった。

 

舞台『母を逃がす』'10/松尾スズキ作演出、大人計画のみの出演者。決して楽しい芝居ではないのだが妙に惹かれる。名の売れた団員たちが、各々個性を出しつつも突出せずに松尾ワールドに見事に納まって、意味のない台詞を応酬。重いのに最後には何も残らない。これが本来の大人計画なのかも。

 

2011年08月26日(金)

小林賢太郎テレビ3(BS)/あいかわらずこの人の「言葉」へのツッコミ(他に適当なフレーズが見つからない汗)は半端じゃない。実際に作品を作る過程も観ることが出来て面白かった。ストーリーの組み立て方が、数学的な思考の展開って感じがして。ん〜、やっぱり1と2も録画しとくべきだったか。

 

2011年09月14日(水)

「ミュージックポートレイト」(Eテレ)/宮藤官九郎×向井秀徳、第2夜。クドカンの読後感の話は、彼の作品を観ていて感じていたところでもあり、すごく納得させられた。向井さんのチョイス「東京節」、めちゃくちゃな歌詞なのに、何だか胸にグッと来た。http://www.nhk.or.jp/portrait/top.html