『ふたつのスピカ』(DVD)コメンタリー

ふたつのスピカ』(DVD)コメンタリー
トークのために『ふたつのスピカ』を観直したのですが、
いや〜、やっぱり私はこのドラマ好きでした。
もともとジュブナイル(少年少女向け)が好きだ、ってこともあるけれど、
こんなに「伝えたいこと」をしっかり持っているドラマはめずらしいし、
それを、照れることなく、ストレートに伝えようとしている
若いスタッフの真摯な姿勢にも、共感を覚えました。


で、DVDのコメンタリー。
実は今まで、DVD買ってもコメンタリー聞くことはなかったんですが、
TAROの塔』で味を占めましてw
今回も、DVD観直した後、
いい機会なので、コメンタリーを聞いてみようか、と。


これがまぁ楽しかった〜w。
プロデューサー、演出家、脚本家、美術、音響効果・・といったスタッフと、
主要メンバー5人(桜庭ななみさん、大東俊介くん、中村優一くん、
足立梨花さん、高山侑子さん)が、
各話3〜4人ずつ組んでコメントしてたのですが、
特に、美術とか音響効果とかの話って滅多に聞けないので、
すごく興味深かったし、
スタッフやキャストが、このドラマを作り上げて行く上で、
すごく細かくこだわっていた部分がたくさんあったことに驚かされました。
スタッフの情熱がとにかく凄くて、
こういうスタッフがいるなら、TVドラマも捨てたもんじゃない、
という気がしました。


田辺誠一さんに関しては、スタッフ・キャストから、たびたび
「かっこいいなぁ」というため息が・・w
ファンとしては、それ聞いて何だか嬉しくなりました。
特に、演出の塚原さんの田辺賛のコメントは、つい何度もリピしてしまったw。
(塚原さんは、この後『三代目明智小五郎』の演出もしてるのね)


それから、このコメンタリーで、
大東俊介くんの役の作り上げ方、ドラマ全体を把握する力、
みたいなものに、ものすごく惹かれました。
彼が話すたびに「うわ〜そんなこと考えてたのかぁ〜!」という驚きが。
この人、とんでもないものを持ってるかもしれない、なんて。
新感線の『港町純情オセロ』はどうだったんでしょうか、
なんか妙に気になって来たw。