『日本映画magazine』/『演劇ぶっく』

 『日本映画magazine』長瀬智也さん表紙)に
少年メリケンサック』監督の宮藤官九郎さんのインタビューが
載っているんですが、
その中に「田辺誠一さんは偉大ですね、僕の中で。(笑)」
というフレーズを見つけて、思わず内心嬉々。(笑)
「いつも、自分(宮藤)が想像している以上のことを考えて
演じてくれるから」というような理由だったのですが、
以前「小部屋の中の引出しの三段目の日記帖」のメリケンサック撮影部分
を読んでいて、
ああ、たぶんこの役が田辺さんだよね、と思えるところがあって、
その時のクドカンのテンションの高さがすごく興味深くて、
映画がものすごく楽しみになって。
で、今回のインタビューで、さらに期待度アップしました。
(ハピフラ観に行った時ポスター発見!
嬉しいことにこちらでも2月に上映されるらしい。)

 

演劇ぶっくの宮藤さんのインタビューもよかった。
「宮藤さんにとってパンクの魅力とは?」という質問の答え、
「積み上げて行かない感じ」というところに、何だかグッと来て。
クドカンもそうだけど、
以前から、田辺さんもそういう人なんじゃないか、と思ってて。
だから、パンクス=田辺という発想は案外ピッタリだったんじゃないか、
なんて勝手に。(笑)

 

ハッピーフライト』をもう一度観る前に、
自分の中で、何かしら「揺り戻し」が欲しいな、と思っていて、
『最後の戦犯』がそうなるんじゃないか、と思っていたのですが、
思いがけないところで、
すっかりクリーンでフラットな気持ちになれたので(笑)
今週ハピフラ観に行こうと思います。