『医龍2』(第2話)感想

医龍2』(第2話)感想
いや〜、面白かった! 
展開が速くて、しかもメインになる手術の様子がリアルで美しい。
恋愛の要素が皆無な分、
医療と経営(金)の問題をしっかり描こうとしているのも好印象。


キャストがまた、
ドラマの重さとスピードに負けないキャラ作りをしてるのがすごい。
外見(見た目)も含め、
役の掘り下げ方が一人一人しっかりと出来ているのは、
それぞれのポジションとか必要性が、
脚本段階でしっかり描かれているからなんだろうな。


それにしても、よくもまぁ、これだけの俳優を、
ひとつひとつ見事に面白いポジションに嵌め込んだなぁ!
プロデュースの妙味、と言うべきか。

坂口憲二佐々木蔵之介小池徹平阿部サダヲ水川あさみ、という
信頼で結ばれたチームドラゴンは、
岸部一徳内田有紀の野望により早々に解体させられ、
大学病院を追い出された坂口・佐々木・小池は、
つぶれる寸前の病院に飛ばされる。
彼らと一緒に厄介払いさせられたのが、
大塚寧々・高橋一生佐藤二朗中村靖日
その病院の院長が志賀廣太郎
岸部の腰ぎんちゃくが池田鉄洋で、
坂口が信頼している医師が、夏木マリ北村一輝・・・
―――いや〜どうしよう、
こんなに私の好きなメンツが集まってくれるなんて!(笑)
しかも、一癖も二癖もある役で!


坂口さんは、かっちりと揺るぎないところが役にうまく嵌まってる。
阿部さんは、こういう使われ方が一番しっくり来る。
佐々木さんも、私としては、真田(@風林火山)よりこっちが彼らしい、
と思う。
小池くんのキャラは絶品。(惚れました。笑)
岸部さんは、ヒールでもどこか飄々としていて掴みどころがないところが
逆に怖い。
大塚さんが仕事に投げやりになってる役で使われるのも興味深いし、
ハッシュ!』で観て以来ずっと気になってる佐藤さんが、
こんなふうにどんどん重用されてるのも嬉しいし、
(『スイングガールズ』で一場面だけしか出ないバスの運転手してた
のが嘘のようだ)
そしてそして、何と言っても高橋一生くん!
この人も、駒井よりこっちの方が一生らしいだろう、
と、クセモノ好き(笑)の私なんかは、思ってしまうわけなんだよね。


・・・というわけで、今クール、『風林火山』以外の私の楽しみは、
この『医龍2』と『相棒6』になりそう。