『医龍2』/『モップガール』/『SP』感想

 医龍2』(第6話)
もう6話なんですね〜、面白いドラマは回が進むのが早く感じられます。
今回は、外山(高橋一生)がメイン。
いや〜どんな役をやってもすごいと思うなぁ、彼のキャラ作りは。
だから、今のところすごくノーブルな駒井(@風林火山)が、
逆に、ちょっと物足りなく感じられてしまうんですよね〜。
贅沢なこと言ってますが。(笑)

 

今回、私が一番好きだったのは、
手術中に医師としての本質に目覚めて行くところでもなく、
患者に土下座するところでもなく、
朝田(坂口憲二)にチームに入れてくれるよう頼むところでもなくて、
最後に、松平(佐藤二朗)にからかわれて「何だとこのやろうっ!」って
殴りかかろうとするところ、だったりするんですが。(笑)
何だかねぇ、外山が持ってる「小人物」的なところが、
すごく良く出ていたような気がするので。
全面的に改心して、簡単にいい奴になっちゃいました――
ってならないところがいいなぁ!(笑)と。

 

・・一方、過去に何があったんだ!?
小高(大塚寧々)と荒瀬(阿部サダヲ)〜〜!!

 

モップガール』(第6話)
先週あたりから、気がつくと何となく観てしまってる(おいおい)ドラマ。
いやいや、主演の北川景子さん始め、
谷原章介さん、佐藤二朗さん、池津祥子さん等々、
キャストに惹かれたところもあるんだけど。(笑)

 

谷原さん、先週「重い」と書いたんですが、
今回はかなり軽い感じになってました。
器用な人なんだなぁ、とつくづく。

北川さんも、おちゃらけキャラを自然に演じていて好感が持てます。
どこかで見たことある、と思ったら、セーラーマーズだったのね。(笑)

 

一番のお気に入りは、池津さん。
吾輩は主婦である』でも思ったのだけど、
この人は、どんなにくだけた ふざけた役をやっていても、
どこかにほんのりと恥じらいがあって、
徹底的には下品にならないところがいい。
自分で自分を少し冷笑しているようなところがある、というか。
そういえば、それって、松尾スズキさんにも、阿部サダヲさんにも、
クドカンにも共通する部分のような気がする。
大人計画」のカラー、ってわけでもないんでしょうが。

 

『SP』(第2話)
初回を観て「あ、けっこう面白いかも」と思い、
2話を観て完璧に嵌まりました。いや、これすご〜く面白い!!
主人公の井上薫というキャラ設定が、とても魅力的に出来ていて、
演じている岡田准一くんがまた、
脚本に負けない役作りをしているんです。
演出も、すごくシャープで、飽きさせない。
全体的に相当練り込んで作っているなぁ、という印象で、完成度も高く、
23時台の放送なのがもったいないぐらい。
だけど、この時間帯だから、逆に好きなことが出来るのかもしれない。

 

ワキも、堤真一さん、真木よう子さん、と、すごく魅力的。
2話の敵ボスが、妙に心に引っ掛かる人で、
誰かと思ったら、なんと北村有起哉さんだった♪という、
私にとって、嬉しいサプライズ付きのドラマでありました。(笑)

 

派手なアクションシーンも見どころ。
今朝「めざまし土曜日」を観ていたら、
このドラマの番宣コーナーがあって、実は、そのアクションシーン、
岡田くんの考えやアイデアがかなり入っている、
ということを言ってました。
彼は、ストイックにこつこつ頑張るタイプである上に、
「自己プロデュース能力」みたいなものにも長けている、
という気がします。
井上という役に関しては、特に、すごく「作り方」にこだわっている
感じがするので、観ていて本当に興味深いです。

第3話放送は、今夜。 楽しみ楽しみ♪