『新選組!』/『砂の器』ミニ感想

 『新選組!』の脚本の三谷幸喜さんのコラム(朝日新聞)。
つい弱音吐いちゃうヤツ、卑屈になってるヤツ、というのも、
私は嫌いじゃないんで。(笑)

新選組!
私は面白く観てます。
ただ、決定的に足りないものがある、ってのも、確かに感じてることで。
あの時代の青年たちの、ハングリーな、何かに飢(かつ)えてる、
何でも貪欲にむさぼろうとする、
そういう「たぎるもの」とか「無鉄砲な熱さ」みたいなもの・・
なんですが・・・・
それを、香取慎吾くんはじめ、若い俳優さんたちに求めるのは、
難しいんでしょうかねぇ。

 

中居くんが『模倣犯』以来
「ヘンな役者に大化けしてくんなかなあ」と思ってる――

うんうん、私もそう。
砂の器は、たまにしか観てないので、何とも言えないですが、
中居正広くんの、ひょいっと視線を移すところとか、に、
おお、こういうことが出来るのか!? 
と、ちょっと感動したりしてます。(笑)
それにしても、劇団のオーナーを演じた市村正親さんは、
トリ肌もんでした。