『エースをねらえ!』/『20世紀少年』感想

エースをねらえ!』/『20世紀少年』感想 :2003年12月22日(月)roji
エースをねらえ!
昨日だったか、
1月に始まる「エース・・」の30秒予告を観たのですけど、
遠目に宗方コーチと思われる姿がチラッと。
内野聖陽さん、もしかしてかつら使うんでしょうか。
うーん、そこまでビジュアルにこだわる必要ないと思うけどなぁ。
私としては、宗方コーチは短髪でも問題ない。
お蝶夫人は縦ロール+リボンにして欲しいけど。(笑)
でもって、吉沢悠くんの藤堂を密かに楽しみにしてたりして。

 

「20世紀少年」by浦沢直樹
この年末の慌ただしい時期に、最新14巻まで読破してしまいました。
ずーっと気になってて、ようやく、という感じだったのですが、
いやぁ、読んで良かった!
一言、すごいです。すごいマンガだし、すごい作家です。
'60年代以降、半世紀・50年という時間を、
行ったり来たりしながら話が進むのですが、
とにかく、「物語」としてとっても良く出来ている作品なので、
たださらっと読んでも面白く、
また、'60年代以降に日本で、あるいは世界で起こった大きな出来事とか
これから起こるかもしれない出来事(マンガは2014年までを描いてる)
とかへの、痛みとか、警鐘とか、
物語の奥に潜む深い意味を探ってみることも出来る気がして、
なんだか、打ちのめされてしまいました。

 

「YAWARA!」とか「MONSTER」とか、
ヒット作をたくさん持ってる浦沢さんだけど、
この「20世紀・・」に関しては、
幼い頃から、受け止め、受け入れざるをえなかったさまざまな出来事を、
すべて吐き出して描いてるような気がします。
まさに、全身全霊を込めて描いてるような。