『人間の証明』(第2話)感想

トリ肌立ちました>『人間の証明』の佐伯(田辺誠一)。
特にタクシーの中での恭子(松坂慶子)とのやりとりがねぇ・・・
ひょっとしたら、郡一族は、こいつに牛耳られるようになるのかな、という
予感さえ感じさせられて、私、
「らせん」の織田より怖い、と思ってしまいましたよ。

そうなると、あの贅肉(と言うほどのもんでもないけど)のつき方、
というのが、妙にリアルな感じで、とてもいいんですよね〜〜
何もかも削ぎ落としたみたいな棟居(竹野内豊)と、
いいコントラストになってるんじゃないかと。
はいはい、もう、二枚舌とでも何とでも言ってくれ!
私はあの田辺さんが好きだ!!(爆)
(でも、1話よりほっそりしたかなぁ。どういう体重調節してるんだか?)

ドラマ自体も、とても面白いと思いました。
最近は、推理ものでも「解かりやすい」ものが多くて、
物足りなく感じることが多いのだけど、
このドラマの作り方、登場人物と物語のからませ方、というのは、
久々に「骨太」の「大人」の匂いを感じさせるものになっていて、
つくづく、「ああ、亡き野沢尚氏に見せたかった」とも思いました。