B'z全米ツアー密着ドキュメント(wowow)感想

B'z全米ツアー密着ドキュメント(wowow)感想
観終わって言葉なし。
とにかく、B'zのふたりと 彼らの周辺に漂う空気が ものすごく魅力的でした。
日本では、B'zという名前だけで何万もの人間が簡単に集まる。
どこかで、極めた感があったのかもしれない。
日本じゃもう飢餓感を味わえない、と感じたのかどうか・・

 

稲葉浩志さんが、
「こっちではまだSOLD OUTにはならない。
客席の空いた場所に向かってぶつけるように歌っている」
というようなことを言ってたのが、すごく印象的でした。

 

一方の松本孝弘さんは、
本当に稲葉さんの才能を買っている、というか、
惚れ込んでいる、というか、
そういう気持ちが、いたるところから伝わって来るようで、
何だかほっこりしてしまった。
アメリカツアーに打って出たのだって、
「どうだ、俺の相棒はすごいだろ!」って、
ロックの本場の人間に認めさせたい気持ちがあったんじゃないか、
という気がして仕方なかった。

 

松本さんのそういう想いと対をなす
稲葉さんの松本さんへの絶大なる信頼、というのも、
じんわりと伝わって来て、
確かに、この人たちの間には、
コミュニケーションのための言葉は必要ないのかもしれない、
という気がしました。

 

ツアーごとに、開催地も増え、会場も大きくなって行く。
今は日本人がほとんどの客席だけど、
きっといつかは・・いつかはきっと・・

 

彼らの挑戦はまだまだ終わらない・・どころか、始まったばかり。
次の全米ツアー、おそらく近いうちにまたやるんでしょうね。
その時はまたwowowのカメラが追いかけてくれることを願っています。