福島テレビ「サタふく」インタビュー

福島テレビ「サタふく」インタビュー
ジーン・ワルツ』の初日(2月5日)に、福島テレビ「サタふく」で、
菅野美穂さんと田辺誠一さんのインタビューが放送されました。
福島のみの放送で、観られなかった人ほとんどだと思いますので、
なるべく詳細にレポートしたいと思います。

 

まず、スタジオで、映画の大まかな内容などの説明の後、
いよいよインタビューVTRスタート。
(聞き手は福島テレビ・藤川アナウンサー)

 

右に菅野さんと田辺さん、左に藤川アナ。
まず藤川アナがふたりに地元の名産品「ゆべし」を渡します。
製造元が「かんのや」と知り、盛り上がる菅野さん。
「あれ・・かんのやだって・・実家でこんなの作ってたっけ?」
すかさず田辺さんが
「いや・・実家じゃないでしょ」と小さく突っ込んでましたw。

 

それ聞いて、わわわ、田辺さんがツッコミ入れてる〜、
と、驚きつつ喜ぶ私。


Q「福島に来られたことは?」
K(菅野)「ロケで・・すごくきれいな滝のあるところに行きました」

 

  注:『里見八犬伝』の時、不動滝でロケした時のことと思われます。
  『風林火山』のオープニングでも使われていた名所。

 

T(田辺)「高校の時、ボート部の合宿で喜多方に・・
雪の季節に行きました」

 

  注:この話はどこかで聞いたことあったような・・
  それにしても、なんでわざわざ冬だったんでしょうかw
  田辺さんは確か『風林火山』のロケでも福島に来てるはず。


Q「医師役の難しさは?」
K「専門用語が多くて難しかったです、じゃがいも噛んでるみたいで・・
 (菅野さんらしい表現w)
 お医者さんに対して、要求ばかり高くなって、
 感謝の気持ちが弱くなってるのは良くないな、と」


Q「役つくりについて」
T「意外に・・素直にやってました。
 その場その場であまり複雑にしないで・・」
うなづく菅野さん。


Q「それぞれの印象は?」
K「がっつりは・・10年ぶりくらい・・ですね」
T「そうですね・・『ごくせん』以来・・」
K「(爆笑)・・ちょっと!間違えてるから相手!」
菅野さんお腹抱えて笑ってました。藤川アナも笑。
T「・・ふたりとも出てない・・(笑)」
と、自分でボケて自分でフォローする田辺さんw。

 

  注:実際は『2001年のおとこ運』以来。

 

K「面白いでしょ?(と藤川アナに)
 普段からこういうユーモアで現場を和ませてくれるんですよ」
T「(菅野さんは)普段は気さくな人です」
K「合間はおしゃべりしたりとか」


Q「おふたりにとって「命」とは?」
K「すげーっ!と思った。(これも菅野さんらしい表現)
 シビアなこともあるけど、赤ちゃんっていいな、
 いつか産みたいと思いました」
T「何万通りの選択肢を正しく通りぬけて、やっと生まれて来る、
 僕たちひとりひとりが、そうやって産んでもらって育ててもらってる、
 っていうことが奇跡なんじゃないかな、って感じました。」

 

菅野さんが共感するように何度も
「うんうん・・」とうなづいているのが印象的でした。


Q「サタふく視聴者へ」
K「映画館を出る時に、やさしい気持ちになってもらえる映画です。
 ぜひ映画館でご覧下さい」
T「いろんな人の気持ち・・エネルギーや輝きがいっぱい詰まってる
 映画です。ぜひスクリーンでご覧になって下さい」


藤川アナは最後に一緒に写真撮ってもらったんだとか。
その写真も自然な感じですてきでした。

 

驚いたのは、
このVTRが、福島テレビ用に撮影されたものだった、ということ。
田辺さんのサイトのinfoに、「サタふく」以外にも
地方局のインタビュー情報がいくつか出てたのですが、
全部同じ内容だと思っていたので。
それぞれどんな話をしたのか、聞いてみたい気がしました。
(東北地方の局が多かったのは、原作の元になった出来事が
福島であったせいかしら・・と思ったんですが、
偶然でしょうか)

 

放送されたVTRは正味5分ぐらいだったんですが、
ふたりのいい雰囲気だとか、なごやかな空気が伝わって来るような、
とてもほっこりとしたインタビューでした。