CM/はなうたweb(talk)

2009・4up(サントリー・はなうたweb)
★このトークは、あくまで、翔と夢の主観・私見によるものです。
 

夢: いやいやいや、あいかわらず素敵なご夫妻だね。
翔:本当に。 夫婦揃って この空気感が出せる・・こういう リアリティのない夢みたいな空間にもぴたりと嵌(はま)る・・ということが凄いなぁ、と。
夢:うんうん。
翔:普通、お酒のCMで、夫の胸にもたれる妻、なんていうシーンがあったら、何となくベタベタな感じになってしまうと思うんだけどね、それが本物の夫婦となればなおのこと。
夢:そうだよね~、観る側にも先入観があるしね。 へたすると「夫婦で何いちゃついてるんだ」って反感買う可能性もあったと思うんだけど。
翔:このCMは、その辺をうまく回避出来ている。 何となく、性を超越した感じがある。 男と女としての生々しさがない、というか・・言い方を変えれば、色っぽくないというか。(笑)
夢:そう言ってしまったら、ミもフタもない・・(笑)
翔:でも、私はそこがすごく興味深かった。 男と女としての明確な押し出しみたいなものが、このふたりには あまりなくて、だから、「妻を見つめる夫と、夫の胸に身を預ける妻」という、文章にしたら色っぽさてんこもりのシーン(笑)が、‘夢々しいもの’として伝わって来たように思うので。
夢:夢々しいもの・・か。
翔:そしてそれは、この「はなうた」という焼酎の味わいにも、きっとマッチしていたんじゃないか、と・・実際に飲んだわけじゃないけど(笑)、何となくそんな感じがした。
夢:うんうん。(笑)
翔:まがい物の満開の木の魅惑的な美しさと、田辺さんと寧々さんが醸し出す生身の人間じゃないような ふんわりとした不思議な雰囲気と、エレファントカシマシの楽曲の素晴らしさと・・わずか数十秒の中に、こういう作品を作り上げられるって、CMというのも凄いなぁ、と思う。 
夢:そんな素敵なCMが、こちらではほとんど流れなくて、本当にもったいなかった。 首都圏じゃたくさん流れたのかもしれないけど。
翔:でも、『はなうた』Webサイトでは、このCMのメイキングを観ることが出来て、それがまたとっても素敵で・・地方にいてもそういうものが観られる、というのは、幸せなことだと思ったよ、深津絵里さんとの『冬物語』Webサイトのミニドラマもそうだったけど。
夢:あ、それは確かに。
翔:CMを撮影している時の雰囲気も とても良かったけど、撮影の合間、田辺さんと寧々さんが並んで立って、何かお話している、その様子も何だかほのぼのとしていて・・いつまでも恋人同士みたいなふたりだな、と。
夢:何だろう・・所帯じみた感じがまったくないよね・・まぁ、職業柄、当然と言えば当然かもしれないけど。
翔:いや、それにしても・・・ふたり揃ってこれほど透明感がある、という夫婦は、滅多にないんじゃないか、という気がする。
  ふたりともアラフォー(40歳ぐらい)になって、なのに、そういう空気感が出せる、というのが、何だか不思議な気がする。 普通、歳を取るにつれ 重みみたいなものが出て来て、それがまた、それまでとは違う 歳相応の魅力にも繋がって行ったりするんだろうけど、いい意味で、いつまでもそういうリアリティをまとわない人たちでもあるのかな、と。
夢:うんうん。
翔:特に、田辺さんは、男性だから、そういう「重み」がない、というのは、本当に奇跡的だと思うけど、一方で、俳優として、現実感がないということで、下手するとマイナス要素にもなるんだろう、と。
  だけど、たとえば、現実とは一線を画すファンタジーの世界が、子供や若者だけのもの、と断言する必要はない、とも思う。 そういう意味で、こういう世界に違和感なくすんなり馴染める、年齢や性別を越えて、ファンタジーに飛び込める・入り込める、というのは、本当に興味深いなぁ・・と。
夢:ファンタジーかぁ・・
翔:いったい何歳ぐらいまで、そういうファンタジックな世界に違和感なくいられるかなぁ・・と、実は以前からずーっと考えていて、正直、40歳ぐらいになったら無理かもしれない、と思っていたら、軽々とクリアしてしまったので・・・(笑)
夢:まだしばらく大丈夫そうだよね。(笑)
翔:いや・・へたすると、永遠に・・俳優続けている間ずっと、そういう空気感を持ち続けて行くかもしれない、なんてことも思ったりするんだけど。
夢:うわ~、いいよね~それ。 70歳とか80歳になってもファンタジーの似合う俳優・・なんて、素敵素敵。(笑)
翔:そうなったら、きっと、今まで誰も出来なかった役が出来るかもしれない・・なんて、幸せな夢を見てもいいのかなぁ、と。
夢:うんうん。
翔:・・・・・・・もうちょっと妄想を広げて行ってもいい?
夢:うん。
翔:このCMが流れていた時期は、ちょうど、『神の雫』と『空飛ぶタイヤ』がオンエアされた頃で、これらの三作品を通して、田辺さんは、「思いっきり作り上げた虚構の世界」と、「非常に現実的な世界」と、「夢のようなファンタジーの世界」を、一気に見せてくれた気がする。 
夢:・・・・・・・・
翔:そのあたりで、私は、何となく、捉えどころのない俳優・田辺誠一の、「虚構」と「リアル」と「ファンタジー」という、トライアングルの、(現段階で私が考える、田辺誠一の魅力の)3つの頂点に行き着いたような気がした。
夢:・・・うーん・・・
翔:もちろん、さらに、それが、三角錐みたいな立体になって行く可能性もあるわけだけど・・(笑)
夢:うわ~~・・・・
翔:たぶん、これだけじゃ済まない気がするから、最近の田辺さんを見ていると。 これからまた何か新たなものが見つかるかもしれない。 それが何なのか、その「宝探し」を、これからも楽しみたいと思う。
夢:そうかぁ・・・う~ん・・・改めて、幸せなファンだね、あたしたちは。