『だめんず・うぉ〜か〜』(第2話)感想

だめんず・うぉ〜か〜』(第2話)感想
うーん‥正直、前半はどうも乗れなかったですね。
私にはどうしても、
UFO好きの小山内が「少年みたいに純粋な人」には見えなかった、
というのが、最大の原因かな。
どうも、田辺誠一さんのあの目一杯の笑顔は苦手だなぁ。
「ほんとの少年」じゃない「少年の心を持っている」ということでしょう。
なら、あんなにオーバーな表現じゃなく、もっと抑えた表情だけで‥
たとえば瞳の輝きや、熱っぽい口調だけで、十分伝わる気がする。
田辺さんは、そういう細やかな演技が出来る人だと思うから、
なおさらもったいないと思ってしまう。


これはコメディじゃないんだよね。これは真面目な恋愛ドラマ。
コメディ要素はふんだんに入っていても、
れっきとしたラブロマンスなんだから、
そこからはみ出す必要はないと思うのですが、どうでしょう?
(コメディ部分は、青木さやかさんが担ってくれてるだけで十分なのよ)

いや、ナツというUFO仲間に対する小山内を、
ああいうカラーで見せたかった、
という田辺さんの気持ちは、分からないではないんですが。
(ああ、もう、いつもこういうパターンで引っ掛かるんだよなぁ、私は)


で、後半。
シリアスになったら、途端に面白くなった!(笑)
誕生パーティのシーンでは、静さんに惚れ惚れ。
こうなると、もう、田辺誠一の面目躍如たるものがありますね〜。

しかし、たった1話の中での、この振り幅の大きさはどうしたもんか。
まぁ、そのギャップが、
田辺さんらしい、っちゃ、らしいんだけれども。(笑)


正直「ママ」というセリフを、
田辺さんがこんなに自然に言えるとは思わなかった。(笑)
これが田島令子さんだったら、
ほんとにただのマザコンなんだろうけれど(笑)
おかあさんが銀粉蝶さんだったことで、
ザコンの本当の意味が、いずれ解明されるのでは、と、
ちょっと期待してしまったりして。(笑)

それにしても、静さんったら、ハンカチ持つ手が本当にきれい。
実は指フェチな、私。
和男さんの時も、十億の指輪を持つあの泥だらけの指に、
いたく感動したもんなぁ。(笑)



今後の展開予想。
まりあ(藤原紀香)を好きになる小山内(田辺)。
小山内を諦めきれないナツ。
小山内を徐々に好きになって行くが、
ナツに遠慮して、前に進めないまりあ。
そんな3人に、恋愛指南役で絡むブルース(宮迫博之)。
‥‥なんてことになったら、私としては嬉しいかも。(笑)