『人間の証明』(第3話)感想

あまり評判が良くないようですね。
確かに、弱さや薄さは感じるけれど、私は相変わらず面白いと思った。
何故だろう・・と考えたんですが、
登場人物の中の数人に感じた、うまいへたを越えたところでの「演じる力」
それを観るだけでも、あのドラマを観る価値がある、
と思えたからかもしれません。
その筆頭が、國村隼さん。
横山めぐみさんや大杉蓮さんも興味深い。

「俳優の力」が、ドラマを引っ張ることも出来るのですよね。
國村さんには、「この人を観たい!」と思わせる吸引力を、感じる。
少なくとも私には、彼を観ることが出来る、というだけで、
十分に『人間の証明』が意味のあるものになっているのです。

田辺さんはどうでしょうか。
私は、そういう吸引力を徐々に感じ始めてるんだけど・・・・
外見に惑わされちゃいけない、ってことなんでしょうか?(笑)
相変わらず掴みどころのない人だ。
そこが面白いんだけど。