『ラーメンズ・TEXT』/『ハチミツとクローバー』(ドラマ)感想

今年もよろしくお願い致します。
新年明けましておめでとうございます。
     ―――というご挨拶を今頃しているわけですが。(苦笑)

いやはや、すっかり出遅れてしまいました。
ご無沙汰してしまって申し訳ありません。
年明け早々、あれやこれや立て続けにいろんなことがありまして、
なかなか気分的に浮上出来ずにいました。
ようやくちょっと気持ちが上向きになって来たので、
遅ればせながら、ですが、ご挨拶をさせていただきました。

 

    ***  ***  ***  ***


 年末年始のTV番組の中で印象に残ったものをいくつか。

ラーメンズ第16回公演 TEXT』(NHK教育)
私としては、これがラーメンズ初体験、と言ってもいいんですが、
(初期の頃「オンエアバトル」で観た覚えがあるんだけど・・)
いや〜、ものすごかったですね。
「短絡的な笑い」に慣れてしまった私の脳と笑いのツボに、
ものすごい刺激を与えてもらった気がします。(笑)

 

まぁ、簡単に言ってしまうと、
「言葉遊び」ってことになるんだろうけれど、
それが、ものすごく多層的で、知的なんですよね。
ひとつのコントで「え?」と思ったことが、
それからしばらくして、違うコントで答えが浮かび上がって来たり、
同じコントでも、ちょっと視点を替えて繰り返されると、
まったく意味の違った内容になったり、
「言葉」って、こんなにいろんな意味を含んでいるのか、
こんなに深いものなのか、と、今さらながら気づかされた、というか・・・
ん〜〜うまく言えませんが。

 

観ながら、田辺誠一監督の『ん』と『や』(@ライフ・イズ・ジャーニー)
を思い出しました。
あの短篇を深く深く掘り下げて行ったら、
行き着くところは『TEXT』なんじゃないか、とか。
何となく、小林賢太郎さんの思考回路と繋がっている感じが
したんですが。(笑)

 

小林さんの脚本も素晴らしいんだけれど、
演じているラーメンズ(=片桐仁さんと小林さん)も、
すごく魅力的でしたね〜♪
お笑いの人たちの演技力、って、やっぱり並じゃないですね。
(片桐さんが『「SP」』に出てくれて嬉しかった〜)


ハチミツとクローバー』(ドラマ)
新ドラマで観たのは、今のところこれ一本のみ。
成海璃子さんも、生田斗真くんも、成宮寛貴くんも、
好きな俳優さんだけれど、
一番ツボにはまったのは、向井理くん。
いや〜、好きなのよね〜ああいうタイプ。(笑)

それから、村上淳さん。
映画版の堺雅人さんがすごく良かったので、どうかなぁ、
と思っていたのだけど、
彼が桜の下に立ってるところを観て、
ものすごく納得させられてしまって。
(いや、原作はまったく知らないんだけど)
なんか、あの雰囲気にやられてしまいました。(笑)

 

ドラマ自体も、映画で描き切れなかった「切なさ」を
うまく掘り起こしてくれそうで、楽しみです。

 

明日には、大好きな『「SP」』も再開するので、今からワクワク。
でも、私が今、ドラマで一番面白い、と思っているのは、
何と言っても『ちりとてちん』なんだけどね。(笑)