twitter 2013/7-11

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遅ればせですが、昨年の感想tweetをまとめました。(7〜11月)
   10月・12月は更新ありません。

 

2013年7月19日(金)

三島村歌舞伎『俊寛』(wowow)/故・中村勘三郎さんが鬼界ヶ島で俊寛を演じた。最後に一人残され、ちぎれるほどに船に手を振る姿に、人間の弱さ哀しさが滲む・・が、勘三郎さんの俊寛はそこで終わらない。明かりが消える一瞬前の、自分の運命を受け入れたかのような安らかな表情に胸をつかれた。

 

2013年7月25日(木)

義経千本桜 川連法眼館』2011(wowow)/宙乗りで有名な演目だが、私はむしろ両親の皮で作られた鼓に頬ずりする子狐(亀治郎=現猿之助)の無邪気さの方に惹かれた。もうとにかく可愛いのなんの!ハードな動きの中に「会いたかったよ〜」「嬉しいよ〜」という想いが詰まって、切なかった。


『弁天娘女男白波』2011(wowow)/弁天小僧を七之助、相棒の南郷力丸を勘太郎(現勘九郎)が演じた。七之助は、前半のお嬢様の楚々とした風情と、後半 男だとバレてからの少年のようなシャキッとした演技が対照的で、私の弁天のイメージ(最後まで妖艶)とは違っていたけれど、面白かった。

 

2013年8月31日(土)

コクーン歌舞伎『盟三五大切』2011(wowow)/途中から、画面から目を離すことが出来なくなった。勘太郎(現勘九郎)も菊之助も良かったが、ひたすら橋之助に惚れ惚れ。雨中のたたずまい、愛する女の首を前に飯をかきこむ姿・・人間の業(ごう)に絡め取られた男のすさまじさに心がヒリヒリ。

 

2013年 9月9日(火)

荒川アンダーザブリッジ』(映画)/ドラマの評判が良くて、どんな映画になったのか興味があった。ありがちな父と子の確執も、ここまで思い切った世界観の中で表現されると、いっそ心地良い。『ランウェイ☆ビート』に足りなかったものがここにはあった。上川隆也×林遺都、そして小栗旬にブラボー!

 

2013年9月11日(水)

@app 田辺さんが走り始めると、1年後ぐらいに舞台があるんじゃないか、と つい勘ぐってしまうんですが・・ww

 

2013年9月30日(月)

UOMO(11月号)/自然な表情でおとなしく「モデル」に納まっている田辺誠一。それはそれでいいんだろうけど、私は「GQ」(1月号)の方が好きです。一枚一枚それぞれの背景にドラマが感じられて、見ていて楽しいから。

 

2013年11月4日(火)

ジェーン・バーキンの「Jane B」が、ショパンの「24の前奏曲作品28 第4番ホ短調」の旋律を元に作られた曲だった、と、さっきの「スーパープレゼンテーション」を観て初めて知った。ザンダーの解説を聞きながら、田辺監督が自作でなぜこの曲を使いたがったのか、あれこれ妄想してしまった。

 

2013年11月19日(水)

19日のはなまるカフェゲストは大塚寧々さん。夫君・田辺誠一さんのことを楽しそうに話す姿が印象的。中でも「ルンバ」を「アイボ」と言い間違えていた寧々さんを正さずにずっとそのままにしていたという「あ〜教えちゃった」のエピソードが、ほのぼのとしていて、ほっこりした。本当に素敵なご夫妻。

 

2013年11月28日(木)

’13『ストロベリーナイト』(映画)/キリキリと痛むようなエッジの効いた画面・ストーリーはドラマと変わらず。姫川(竹内結子)と菊田(西島秀俊)の関係が牧田(大沢たかお)を介してゆるやかに浮き彫りになって行くさまが、非常に魅力的に描かれる。関係を持たないからこそ得られる信頼が切ない。