『荒神〜AraJinn〜』感想:6

客席の雰囲気。
「きゃ〜〜森田く〜〜ん」の嬌声を危惧しなかったわけではありませんが、
客層も思ったより高く、おちついていて、
今日び、観客のマナーというか、ジャニーズファンの方々のマナーも
ある程度出来上がってるんだな、と、
ジャニーズ文化も、それだけ成熟したんだな、と、
ちょっと感慨深いものがありました。
考えてみれば、V6だって、デビューして10年ぐらいにはなるわけで、
最初からファンだった人は、20代半ばぐらいになってるんですものね。
こういう伝統が、NEWSやKAT-TUNファンに
受け継がれて行くんでしょう、きっと。

 

アンコール。
新感線ファンは、このぐらいの舞台じゃスタンディングしないのよ、
と、意地でも立たない新感線ファンと、
とにかく気持ちを伝えたいと燃えてる森田剛ファンの間で、
こりゃ乗っかっちゃった方が楽しい、と、ロックコンサートのノリで、
早めにスタンディングしたのは私です。(爆)
だってさぁ、こっちの気持ちを形に出来る、演じてる彼等に伝えられる、
って言ったら、私たちの出来ることは、そのぐらいだと思うもん。
いやいや、それより何より、本当に楽しかったから、だけど。
新感線ファンのみなさま、立ったのは森田ファンばかりじゃありません、
田辺ファンだって立ったのだ。(爆)

 

青山劇場。
初めて入ったのですが。
思ったより舞台との距離が近いです。全体に縦長な感じ。
ピンクの椅子は、とても座り心地が良かった。
幅が広く奥行きもあり劇場自体が広い日生と比べると、はるかに、
舞台と客席との一体感が得やすい感じがしました。
パンキースや近松の時も思ったのですが、
劇場の雰囲気というのは、
どこか、上演されるお芝居とシンクロしてる部分があるような気もして。
近松のような日本物を日生で、という、逆説的発想の中に、
何かが潜んでいるような感じがしたのも、
それはそれで興味深かったのですが、
今回のように、ピッタリ、というのも、違和感皆無で、良かったです