2005-05-07から1日間の記事一覧

『真夜中の弥次さん喜多さん』感想:1

宮藤官九郎さんの初監督映画、だったのですが、 とにかくもうめちゃくちゃな話で。でも、なぜか妙に心に残るんですよね。 松尾スズキさんの『恋の門』に、 ある意味とても近いと言っていいと思うんだけど、 『恋・・』に突き抜けるような明るさがあったのに比…

『阿修羅城の瞳』(映画)感想

これはもう、市川染五郎さんのための映画、という感じ。 すごく格好良くて、仇っぽくて、本当に最初から最後まで惚れ惚れ。 ただ、この役が、「歌舞伎役者」という 本来の彼のテリトリーに近いところに置かれたことで、 非常に強烈に魅力的になった一方で、…