今さら「第12回日刊スポーツ・ドラマグランプリ」

今さら「第12回日刊スポーツ・ドラマグランプリ」
昨年度(2008)の「日刊スポーツ・ドラマグランプリ」の投票結果が、
4月に発表になりました。
このことについて、ずーーっと、感想を書きたい、と思っていたのですが、
連ドラ(空飛ぶタイヤ)などもあって、なかなか書くチャンスがなくて、
今頃になってしまったんですが。


この賞は、もともと人気投票の意味合いが強く、
毎回、ジャニーズの人たちがほとんどの賞を独占しています。
同クールにジャニーズメンバー主演のドラマが重なると なおさら、
ドラマ自体の出来そっちのけで、
どっちが一位を取るか、の競争になることもしばしば。


だから、この結果が、そのままドラマの良し悪しに繋がるとは言えないし、
逆に、視聴率から判断して順位を簡単に予想することも出来ない、
とは言えるんですが。


年間グランプリの前哨戦となる各クール(春・夏・秋・冬)の投票で、
神の雫』が放送された「冬ドラマ」の時に、
実は私、初めて投票しましてw。
主演男優-亀梨和也助演男優-田辺誠一助演女優-仲里依紗作品-神の雫


いや、何だかね、
ちょっと乗ってみようかな、という気になってしまったんですよね、
個人的に非常に面白いと思った『神の雫』だし、
入れ込んでた遠峰一青だしw。
こういう、かなり偏(かたよ)った賞に投票するなら、
一青みたいな役の時が最適じゃないか、と思ってw。


結果ですが、冬ドラマでは、低視聴率だったにもかかわらず、
神の雫』が四冠(主演・助演男優・助演女優・作品)を獲ってしまいまして。
亀梨和也くんのファンの皆さんが、主演・作品賞はもちろん、
助演男優・助演女優にも投票してくれたんだろうな、
亀梨ファンの力はすごいな、と素直に思ったわけですがw。

日刊スポーツ・ドラマグランプリ(2008冬投票)



で、年間グランプリ。(こちらは私は投票しなかったんですが)
助演男優賞は、ダントツで錦戸亮くん(ラスト・フレンズ)だったのですが、
2位に田辺さんが入っていて、びっくりしてしまいました。
他にも、生田斗真くん、瑛太くん、佐藤健くん、堺雅人さん、阿部寛さん・・
といった、今をときめく若手から実力派ベテランまで、
幅広く錚々(そうそう)たるメンバーが入ってるんですが、
私がドラマを観た印象としても、
錦戸くんを初め、すごく納得出来る顔ぶれだったんですよね。


そんな中で、田辺さんが年間2位を獲れたのが嬉しい・・
と言うより、むしろ、このメンバーの中に入れたことが、光栄だ、
と言ったほうがいいかもしれませんがw。


ちなみに『神の雫』関連では、他に、
主演男優賞2位:亀梨和也助演女優賞3位:仲里依紗
作品賞2位:神の雫、という結果。

第12回日刊スポーツ・ドラマグランプリ(2008年度)


これら一連の『神の雫』の健闘を見ると、
このドラマに投票してくれた人たちが、他のドラマに票を入れた人たちより、
作品や共演者への愛情を、より深く持ってくれたように思えて。
(一青なんか、あんなにブッ跳んでたから、毛嫌いされても仕方ないのにw)
そこから、視聴率という数字からは見えない何か、が、
透けて見えるような気もして。


手前味噌かもしれないけれど、
投票してくれた人が そう思ってくれるだけの「何か」を、
田辺さんが、遠峰一青という役の中に、雫役の亀梨くんとの間に、
作り上げることが出来たせいなのかな・・と。


そんな幸せな空想に浸ることが出来た、
なかなか興味深い「第12回日刊スポーツ・ドラマグランプリ」の結果でした。
・・甘々な感想ですみませんw。